2009年2月17日火曜日

謎のお医者様 2

先日、書いた謎のお医者様の後日談です。息子がこの医者の診断結果で、「多発性筋炎」の疑いがあるということで、説明もなくステロイド剤を処方されて逃げてきたお話なんですが、福岡市立こども病院へ行って、息子の病気(?)を診せてきました。

私がインターネットで調べただけでも、多発性筋炎というのは「検査項目が多岐に渡り、簡単に診断ができるものではなく、筋力の衰えなどを経過的に診断する必要がある」という感じのもののようなので、いきなりステロイド剤を出すのはおかしいと思っておりました。そもそも、難病指定のこの膠原病、年間に発症している人はいるものの発症率は100万人に5-6人とか。そうそうは出くわすものでもない。

それで病院のお医者さんに診せたところ、力が入らない、筋肉が痛い、発疹が出る等々の具体的な症状が出ないのに治療などしない。そもそも、検査された抗核抗体・抗JO-1抗体というのは、もともと数字の高い人もいるので、これだけでは判断された意図はわからない。元気いっぱいの状態でその数字が少しばかり高いというだけでは問題はないと診断するというお話でした。

思った通りではありますが、真っ当なお医者さんに大丈夫と言われた気がするので安心できました。

ステロイドは副作用が強いので、それ自体が病気を引き起こす可能性は少なくありません。危うく謎のお医者様にそれこそハメラレルところでした。危ない、危ない。薬の乱用で、問題ない患者を病気にするなーという感じです。

大宰府市付近の人は、”謎のお医者様”にはお気をつけ下さいませ。

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