2009年2月27日金曜日

高速道路 1000円定額

休日は高速道路1000円定額というのが現実味を帯びてきたとニュースでやっていました。あまり、長距離の高速道路を普段使わない私はあまりメリットを受けないなぁと思っていましたが、本当にこんな適当な政策を打っていいのか?と思います。

地方活性化が掲げられているので、地方の政治家にとっては選挙に向けての得点稼ぎによさそうですが、これを根拠に無用な道路をガンガン作られては困ります。

最初に目に浮かぶのが週末の高速渋滞。旅館ホテルは予約で埋まり、泊まれない人は疲れて日帰り。逆に平日は今まで以上に閑古鳥がなくでしょう。JR、飛行機、フェリーは打撃を受けて、ガソリン需要は増える、運送業のドライバーは渋滞で週末の配送は時間通りに運行が困難になり、効率は著しく悪化する。逆に普通車のトラックをかき集めて渋滞特攻隊のようなドライバーがかき集められるかもしれません。もしかすると宅配便で時間がかかっても週末運送で割引みたいなコースもできるかも。

この経済対策、2年で5000億円の税金が投入されて、経済効果の試算は5200億円だそうです。なんか、鉛筆をなめてプラスに持っていった匂いがプンプンします。赤字になる可能性が高いんじゃないかと私は疑います。つまり、単に税金の無駄遣いで経済を混乱させるだけに終わる可能性が少なくないのです。

今の政権は史上で最低の支持率らしいですが、やることなすこと、遅いし、小さいし、どうでも良いことをやります。税金を5000億円投入して、将来の経済効果2兆円とかできないものでしょうかね。

民主党がうまく政権運営をできるかどうかは別にして、誰がやっても今の政権よりはいい結果がでるかもしれません。ああ、日本の小浜(オバマ)さんが出てこないものか・・・。

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